第26章 お前のカラダはチョコの味
「佳奈ちゃん。
お久しぶりだね。」
不意に振り返ったその後には
ミホさんが立っていた。
「まさかこんな所でお会いするなんて…」
「私に会うの嫌だった?
佳奈ちゃんは随分酷いこというね」
「笑顔でそんな事言われても…」
久しぶりの再会は
ギスギスしていなく、とてもほんわかとしていた。
「あ、佳奈ちゃん。
このあと暇だったりする?」
「あ、はい。
暇だったりします」
「じゃあさ、カフェ行かない?
佳奈ちゃんにいいこと教えてあげる」
そういいウィンクをするミホさんは、
私が隣に立っていていいのかという程に美女だった。