第20章 それぞれの気持ち。
そこからの記憶はもう無い。
だけどあの日から、
毎日のように家の前にはミホが立っていて
だから毎日のようにヤっていた。
俺から攻める日もあれば、
ミホから責められる日もある。
俺は今日もアイツと…
と、思い家の前にいても、
アイツはいなかった。
別にこれが当たり前じゃね?
何が寂しいんだよ
クソッ…
アイツとヤるのが日常になってから、
俺はおかしいのかもしれない。
最初はヤダって言ってたのに。
なにがイヤなのか分かんない。
俺どうしちゃったんだろうな。
もう全部終わった。
ミホとは終わったんだ。
────なんでこんなにもミホに会いたいんだ。