第13章 アリスを救う正義のマッドハッター
リエーフのクラスはお化け屋敷。
…お化け屋敷!?
「ゴメンテツ。あと、リエーフも。
私、お化け屋敷ムリ。」
「知ってる」
「俺も知ってます」
「はぁ!?
知ってて連れてきたの!?」
そう言うと、私はとりあえず走る。
行き止まり。
ってとこまで走ってきた。
すると、誰かに手を掴まれる。
私は誰かと思い後ろを向くと、
…顔近い…!
唇あたった…
顔が離れ、目を見開けば、
目の前に立っていたの京治。
「京治か…こう君は?」
「どっか行った。
それより佳奈こそ黒尾さんは?」
「それが…」
私がテツと離れた利用を話すと、
京治は「あっそ」と興味なさげに返事する。
すると、京治が口を開く。
「実は俺…」