第13章 アリスを救う正義のマッドハッター
教室に着くと、
たくさんの
人。人。人。
私とテツは遊んできていいよ。
と、言われたので、2人で色んなお店を回った。
私たちが、
3年と一二年の校舎を繋ぐ、渡り廊下を歩いていると、
後ろから聞きなれた声がする。
「佳奈さん!黒尾さん!
「リエーフ?どーした?」
「俺達のクラス是非来てください!
佳奈さんたちには負けてますが、
結構人気ですから!」
「おっ?言ったな?」
「楽しみにしるね?」
私たちの言い方に引っかかったのか、
リエーフは一瞬考えると、
私たちに言った、
「佳奈さんと黒尾さんが人気なのは知ってます、
アリスを救う正義のマッドハッターってみんな言ってますから!」
正義のマッドハッターねぇ
…ん?
てことは、さっき何があったかもうみんな知ってるの?