第10章 入れ替わり編
当然だが土方の自室には布団はひとつしかない。
そうなると必然的に二人はひとつの布団へ
入ることとなった。
「ふふっ一緒に寝るの久しぶりですね」
「うっうん!そうだね!」
「……土方さん、どうして背中向けてるんですか?」
ナルミは少し寂しそうに銀時の背中に
話しかける
「いやそのほら!あれだ!
男は背中で語るって言うだろ?!」
無理ィィィィ!今ナルミちゃんと
向かい合わせになったら
この元気100倍の銀さんの銀さんが…
ん?今は土方だから土方の土方?………
だぁ!めんどくせぇ!!
とにかく静まれ!!下半身っっっっ!
「なんか今日の土方さん変なの」
そう言ってナルミは
銀時の背中にぎゅっと
抱きつく
ををををををを!!!!
ナルミちゃん!?この背中に当たってる
柔らかい感触、それってそれって
てかナルミちゃん
ブラしてねーだろ!?
ダッダイレクトに感触が……
こっこら!更に元気になるな!
静まれ!静まりたまえー下半身!!!
「土方さん……」
だっだめだ!
この状況で我慢できる男なんているのか?!
いや!いるはずがねぇ!!!!
許せ土方っ!!!!!
「ナルミちゃん!!!」
理性が崩壊した銀時はガバッと
振り向く