• テキストサイズ

真選組女中物語

第6章 吹っ切れてしまえ



「その怖がる顔もそそるな」


そう言ってナルミの襟元に手をかけ

着物をはだけさせる


「やだ!」

必死に抵抗するが手足を縛られているため
その抵抗はほとんど意味をもたなかった



(やだよ…怖い!助けて



土方さん!!!!)





ぐはっ!!!



バタリとボスの男は倒れ込んだ


「だっ誰だ!」



「ナルミ、待たせたな」



「土方さん!!!!」



「御用達改めである!真選組だ!!」




「ってってめぇ!」

バァっと一気に土方に斬りかかる犯人達を


息をつく間もないほど鮮やかに斬り倒す



バタバタと

あっという間に犯人達を倒し

ナルミの縄をほどいた



「遅くなって悪かった。何も怪我はねぇか」


ポロポロと涙を流すナルミを

土方はきつく抱き締めた


「お前が拐われたと聞いた時、生きた心地がしなかった。絶対にお前を助けるって思った




俺が一生お前のことを守る。











ナルミ、好きだ。」
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp