第3章 そろそろ登場しておきたい銀色
「あっあの。私、えっとここは?!
あのどちら様でしょうか」
「悪ィ悪ィ。いきなりだから状況掴めねぇよな
俺は坂田銀時。
さっきスーパーの近くの曲がり角で勢いよくぶつかっちまってあんたが完全に伸びちまったからとりあえず連れてきた。」
「そうだったんですね!申し訳ありませんでした…」
「いや!謝るのはこいつネ!
オラァァ!!!土下座して謝るネ!!」
ドゴォッッッッ!
いきなり現れたオレンジ髪の女の子は
坂田さんの後頭部を思い切り掴み床に叩きつけた。
「お姉さん、これで許してくれるカ?
もっと床に顔めり込ませた方がいいアルか?」
「ちょ!神楽ちゃん!お姉さん完全に引いてるから!!
あ、ぼっ僕志村新八と申します。今回のことは申し訳ありませんでした。」
「何赤くなってんダヨ。気持ちわりーんだよクソメガネ」
「私は高梁ナルミと申します。
あっあの!私なら大丈夫ですので、坂田さんの頭床から引っこ抜いてあげてください」
血だらけになった坂田さんを救出して
お詫びにとお茶を頂きながら少し談笑をした。
このフワフワの髪の毛の方は
坂田銀時さん。万事屋の社長さんで
チャイナ服がよく似合ってるかわいらしい女の子と
メガネをかけた男の子は
神楽ちゃんに新八くんと言って万事屋の従業員だそうだ。
3人の掛け合いが楽しくてついつい話し込んでしまい時計を見るとはっとした!
「大変!もうこんな時間!!私買い出しにいかないと!」