第3章 そろそろ登場しておきたい銀色
「見つけたネ!銀ちゃん!!」
「もう逃げられませんよ!」
「まっ待て!それどころじゃねぇんだよ!」
銀時は綺麗な女性を抱き抱えダラダラと
冷や汗をかいて立っていた
「ちょ!銀さん!誰なんですかその人!?」
「いやちょっと成り行きでラリアット喰らわしたら
完全に伸びちまった」
「成り行きでラリアット喰らわすってなんだァァ!!
どうするんですか銀さん?!」
「銀ちゃん!お前、か弱い女に何してるネ!
最低ネ!」
「とりあえず目を覚ますまで万事屋に連れて行こう」
パチッ
いてててて、私何してたんだっけ
晩ごはんの買い出しに向かう途中で
なにか白い毛玉が急に現れて…………
「おっ!目ぇ覚ましたか」
「へっ?」