第15章 おじさん
「いいんですかィ?ナルミさん
土方さんが他の女とイチャイチャして」
諸々察した沖田は少し面白がりながら
ナルミに声をかける
「だっだってこれは仕方ないから、、
全然大丈夫です!!」
強がるナルミに近藤は心配して声をかける
「まっまぁ!トシはナルミちゃん一筋だからこんなことではナルミちゃんもヤキモチなんか妬かないよなぁ!」
そうだろ?と肩にぽんっと手を置いて
ナルミを励ます。
「やっぱり全然大丈夫じゃない!!
だって私の土方さんなのにっ!
わっ私晩ごはんの買い出しに行ってきます!」
さっきまで頑張って強がっていたが
我慢ができず思わず素直に気持ちを吐き出してしまったナルミ
バツが悪くなり逃げるように買い出しへと走った。
その強がっていたがふいに素直に気持ちを吐き出す
ナルミに
「なんですかィあれ。めちゃくちゃ可愛いじゃねーですかィ。」
「な!なんなんだこの気持ちは!これがキュン死にというやつなのか!
俺はお妙さんというものがありながら他の女性にこんなにキュンキュンしてしまうなんて!!
」
沖田はドSの性でからかってやろうと
思っていたが不覚にも自分がドキっとさせられてしまったことを悔しがり
近藤はお妙以外にキュンキュンさせられてしまったことに悶ていた。