• テキストサイズ

真選組女中物語

第15章 おじさん




逃げるように買い出しに行っちゃったけど
あの後どうなったんだろう

ナルミは買い出しを済ませ
晩ごはんの支度に取りかかりながら

土方と栗子のことを考える。


どっどうしよう
もし濃厚な絡みとかあったら







『マヨラ様、、』
『栗子、、、』









「やだやだやだー!!」

頭の中に浮かぶ土方と栗子の
濃厚な絡みをシャットダウンするように

叫ぶナルミ

頭をぶんぶん横に振りその想像をかき消す。
その瞬間

フワっと誰かに後ろから抱きしめられる。

振り向かなくてもその正体はわかる。
あのいつもの安心する心地の良い土方の匂い。



「ひっ土方さん」

「なに一人で百面相してんだナルミ」

/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp