第15章 おじさん
「お父様!!その話待ってくださいでございまする!!」
ピシャーーン!と襖を開く音がすると
松平の一人娘松平栗子がそこに立っていた
「栗子!!!どぉ〜した!こんな発情期の猿だらけの屯所に来たら危ねーだろぉ?!」
「先程の話は聞いておりましたでございまする!そのイメージキャラクター私とマヨラ様でやりたいでございまする!」
はぁ、また話がややこしくなる、、
土方はゲッソリとした顔で
「チッ。なんで部外者がのこのこ屯所内に入ってこれるんだ?!セキュリティどーなってんだ?ったく、、俺はやらねーぞそんな柄でもねぇ」
そう言うとタバコに火をつける。
「トォ〜シぃ!てめぇ誰が部外者だぁ?コラ!
俺と栗子の親子の絆の上ではいつだっててめぇらが部外者だろぉーがぁ!?
なんだ栗子!お前やりたいのか。そうかそれじゃあ栗子とトシでこの話は進める他はねぇな」
溺愛している栗子にはめっぽう弱い松平はあっさりと話を変更してしまう。