第15章 おじさん
え!え!突然なに!?
イメージキャラクター?!ポスター撮影?!
無理無理!そんなこと絶対できないよぉー!
突然の展開に頭の中がパニックになる
ナルミ
それに気づいた沖田はスッと
ナルミに近づき
「大丈夫ですぜ。ナルミさん。
俺とナルミさんはカップル設定なんで濃厚な絡みのシーンは俺がリードしてやりまさぁ。」
「ちょっ!何が大丈夫なんですか!
いつそんな設定決まったんですか!
濃厚な絡みのシーンってなんですか!」
思わず一つ一つツッコんでしまうナルミ
「テメェらふざけんなよ!何勝手なことばっかり言ってやがんだ!どいつもこいつも
ナルミを何だと思ってやがる!」
ピキピキと青筋を立てる土方に
「土方さん、あんた田舎から出てきた右も左もわからねぇウブな娘に手ぇ出してるんでさァ。
私利私欲丸出しでイメージアップどころか
イメージは地に着きますぜィ。それを俺がカバーしてやるんですぜィ?ありがたく思っても
罰は当たりませんですぜィ」
土方の耳元で悪魔が囁く
「ぐっ、、てめぇ」