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真選組女中物語

第13章 同郷




寂しさを感じながらも
よっぽど忙しいんだろうなと納得してその日はそのまま土方に会わず一日を終えた。





翌朝


「おはようございます」

『おはよー』
『ナルミちゃんおはよ!』


いつも通り食堂に朝食を食べに隊士達が集まる


キョロキョロ

土方さんまだかな、昨日結局会えなかったから話したいなぁ


「おはようナルミちゃん。」

「山崎さん、おはようございます」


「二人前お願いね」

「え?朝から食べますね」

「違うよ!一つは副長の分だよ!部屋に持ってこいって言われて。」

「そうですか…土方さん、そんなに忙しいんですか?」

「うーん。俺もよくわからないけど、まぁ副長だし、何かと忙しいんじゃないかな。みんなのフォローもしてるし。」


「……そうですよね」










はぁー。結局朝も土方さんに会えなかった。

しょんぼりしながら洗濯物を干すナルミ



お昼ごはんは外で食べるみたいだし

夜なら会えるかなぁ




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