第11章 とLOVEる的な
ことが終わり
もう一度湯船に浸かり
身体を温め直す二人
例によってまた後ろからしっかり
ホールドされるナルミ
「なんだか長風呂になっちゃいましたね。
もう女中入浴時間過ぎちゃってる」
「ナルミの次は俺くらいしか入らねーから
気にすんな」
「いつもお仕事でお風呂遅いですもんね
っておっぱい揉まないでください」
「んだよ。いーだろ?減るもんじゃねー」
もうっと言いつつ
好きにさせていたら
「やべ、勃ってきた。
このままもう一回
盛り出した土方がナルミの肩に手を置いた瞬間
ガラガラガラ
「「!!」」
浴場の戸が開いた
「おーう!トシも今風呂か?
俺も今日は遅くなっちまった!
ん?もう一人は総悟か?
湯気で良く見えねぇ」
「げっ近藤さん!」
あわあわ
と慌てる二人に
呑気にズカズカと近づいてくる近藤
「ちょっと待て!近藤さん!」
チッ!仕方ねぇ
そう言って近くにあった風呂桶を
近藤目掛けて思いっきり投げる
カッコーーーーーーーン!!!!
ドサッ
顔面に食い込むように風呂桶がヒットした近藤は
白目を向いて仰向けに倒れた
「よし!
ナルミ今のうちに出るぞ!」
「あぁ、局長ごめんなさい!!」
バタバタと着替え風呂場を後にした。
「女中入浴中の看板倒れてたんですね」