第5章 今までで一番幸せな日【赤司】
誕生日当日
実渕「あんた上手くやりなさいよ。」←小声
葉山「まかせろ!なぁ、赤司。」
赤司「なんだ小太郎?」
葉山「今日部活っていつ終わる?」
赤司「なぜそんなことを聞くんだ?」
葉山「いや、ちょっと気になっただけだよ!」
実渕「(やっぱりダメだった。)」
赤司「小太郎、レオ、練習に戻るぞ。」
葉山・実渕「…はい。」
『(今のでバレちゃったかな。)』
部活後
『じゃあ、あとはよろしくお願いします。』
実渕「まかせて。」
葉山「おう!」
数分後
赤司「そろそろ帰ろうか。…が居ないが、どこに行ったんだ?」
葉山「いや、知らないよ。ねっレオ姉!」
実渕「えぇ知らないわ。」
根武谷「(顔に出てるし。)」
赤司「(やはり怪しいな。)お前達、この僕に何か隠し事していないかい?」
実渕「隠し事?な、なんのことかしら。」
赤司「小太郎?」
葉山「ひっ!!」
赤司「言えないのかい?」
葉山・実渕「…。」
根武谷「なぁ、もう言ってもいいんじゃねぇのか。」
実渕「……はぁ、そうね。やっぱり征ちゃんに隠し事は出来ないわね。」
葉山「あ~あ、もうちょっとだったのに。」
赤司「?」
実渕「実はね…。」