第5章 今までで一番幸せな日【赤司】
誕生日前日
更衣室にて(ただいま赤司は不在)
葉山「いよいよ明日だな。」
『そ、そうですね。』
実渕「あらちゃん、どうしたの?」
『なんか、征くんに計画がバレてる気がして。』
実渕「そうねぇ。征ちゃん勘が鋭いからね。」
葉山「大丈夫だよ!赤司、オレ達になんにも聞いてこないし。」
実渕「そういう問題じゃないでしょ…。」
根武谷「まぁ、さすがの赤司にも教室を借りて誕生日パーティーを開いてくれるなんて考えちゃいないだろ。」
『そうですよね。』
実渕「さっ、征ちゃんが来たら怒られちゃうから、そろそろ練習始めましょうか。」
葉山「そうだな!」
部活後
パーティー会場にて
葉山「こっちはもう終わったよ。」
実渕「私も終わったわ。」
根武谷「オレも。」
『みなさん、本当にありがとうございました。』
実渕「まだお礼は早いわ。」
葉山「そうだよ。まだ明日のパーティーが成功してないし。…あぁ、明日が楽しみだなぁ。」
実渕「そうね。」
『…。』
実渕「大丈夫よ、きっと、征ちゃん喜んでくれるわ。」
『レオ姉。…うん!』