• テキストサイズ

黒子のバスケ(短編集)

第5章 今までで一番幸せな日【赤司】


パーティー会場にて

『そろそろ、先輩達が征くんを連れてきてくれると思うんだけどな。』

ガラッ

『あっ!……え!?な、なんで征くん1人なの?』

赤司「僕が主役なんだろ?」

『!?…もしかしてバレちゃった?』

赤司「この僕に隠し事が出来るとでも?」

『うっ!!』

赤司「こんなサプライズなんてしなくてもいいのに。」

『だって征くんに喜んでもらいたくて。』

赤司「。」

『ん?…キャッ!!』

ギュッ

『せ、征くん!?』

赤司「よく聞いて。僕は、君にしてもらうことなら何だって嬉しいよ。」

『ほんと?』

赤司「あぁ。だからこれからは僕に隠し事なんかしないでほしい。」

『ごめんなさい。ねぇ、征くん。』

赤司「なんだい?」

『お誕生日おめでとう!!それと…生まれてきてくれてありがとう。大好きだよ!』

赤司「!?…僕も大好きだよ。のおかげで、今年の誕生日は今までで一番幸せな日になったよ。ありがとう。」

『ほんと!?良かった♪来年はもっと幸せにしてあげる(*^^*)』

赤司「楽しみにしておくよ。」


出入口にて

葉山「赤司のあんな嬉しそうな顔、初めて見た。」

実渕「さすがちゃんね。」

根武谷「これって成功なのか?」

葉山・実渕「…。」
/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp