第5章 今までで一番幸せな日【赤司】
私は今、3日後の彼の誕生日に向けて、教室を借りて仕込みをしているところです。
『レオ姉、葉山先輩、根武谷先輩、手伝ってくださってありがとうございます。』
実渕「いいのよ。ちゃんの頼みですもの。」
葉山「そうそう!それに赤司にはいつもお世話になってるし!」
根武谷「腹へった…。」
実渕「あんた、さっきからうるさいわよ(`Δ´)」
『フフッ。』
葉山「ほら、レオ姉いいから早くやろう!」
実渕「はぁ…、そうね。」
次の日
更衣室にて
葉山「なぁ、今日はどこを飾りつけるんだ?」
『今日は私だけで出来ることなので大丈夫ですよ。』
赤司「何が大丈夫なんだ?」
『えっ?…あっ、せ、征くん!?』
赤司「なぜそんなに驚くんだい?」
『な、なんでもないよ。さ、さぁ今日も頑張ろう!!』
バタンッ
赤司「小太郎、最近の様子が変なんだが、何か知っているかい?」
葉山「し、知らないよ。さぁ部活だぁー!」
バタンッ
赤司「(もだが、小太郎達も様子が変だな。何か隠し事でもしているのか?)」