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【薄桜鬼】闇色夢綺譚~花綴り~ ※R18

第1章 闇色夢綺譚~花綴り~


「いい加減にしないかっ!!」

ちぇっ。つまんない。

滅多に叫ぶ事のない一君が大声を出した。

まぁ、惚れた女が目の前であんな事されたら誰だって怒るか。

しかし…。

本当に普通の顔なのに、彼女の身体に悪戯をしたら良い反応はするし、極めつけはあの表情。

もう少しで本気になる所だった…。

瞳は潤み、頬は紅潮。半開きになった唇からは甘い吐息…。


「あーぁ」


僕とした事が…。



一君が叫んでくれて…少しだけ、助かったのかもしれない…。
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