第6章 戦い方を忘れた刀
自「お疲れ様、もう立っていいよ(笑)」
大「...っ!
だめだ...たてない...」
歌「主の鬼...!」
二人の前に座ると二人して私に抱きついて来る
自「ほらほら...お花見するんでしょ?」
歌「足が痺れて...」
大「まだビリビリしてる...」
ここの本丸に来る子は全員甘えん坊になるのかな...
二人の頭をしばらく撫でているとチラッと歌仙がこちらを向く
歌「...主は、これから来る子にもこうやって頭を撫でたりするのかい?」
自「そうだねぇ...
君達だけの主にはなれないから
...ヤキモチ?」
歌「だったら何か問題でもあるのかい...?」
自「無いよ(笑)
これから1ヶ月弱は引き入れないつもりだから大丈夫
その子の状態に合わせて引き入れるタイミングを見てゆっくり増やしていくつもりだから」
歌「へぇ、考えてるんだね...
それじゃあ...お花見しよう!
脚も治ったからね!」
寝っ転がっている倶利伽羅を立たせると肩にグリグリと頭をこすり付けてくる
自「なに?」
大「マーキング...」
自「猫かよ(笑)」