第5章 助けに来ました
自「ちょうど二人揃ったし今度演練でも行くか...」
昼飯に野菜炒めとクラムチャウダー+パンをチマチマ食いながら歌仙の書類を書く
ふとそろそろ訓練させるのも良いかなと思い何気無しに口にした言葉に二人の手が止まった
歌「訓練とかは良いんじゃないかな、しなくて
ね?伽羅。」
大「そうだな、仙」
自「お前らいつの間に仲良くなってんだよ。
てか刀だろお前ら
敵襲が来たらどうするんだよ」
歌「主が戦えば良いんじゃないかな、持ってるでしょ?刀」
大「そうだな、主が戦えば良いんじゃないか?」
自「義足じゃ満足に戦えねぇだろ
てか女に戦わせる気か
刀だろなんでそんなに戦う事拒んでんだよ江雪かお前ら。」
凄い苦い顔をして顔を見合わせるふたり
まだ歌仙が来て5時間も経ってないが仲はそれなりにいいらしく
お互いに目で語り合っている
...まさかこいつら
自「刀の癖に戦い方忘れたとか言わねぇよな...」
大「そんな訳ないだろう...!」
自「何キレてんだよ。」
歌「まぁ、本気出せば首の一つや二つ」
自「36人の首切っといて少なすぎるだろ。」
図星かこいつら。
これから増えるにつれて戦の仕方を忘れた子も増える可能性がある
私は必然的に戦の仕方を貰ったが教えられるかと言われたらそうじゃない
実戦経験が少なくともあり本能的に人を斬る事に慣れてるこいつらが今1番頼れるヤツだ
自「戦を忘れた者同士とりあえず後で手合わせな」
歌 大「だから忘れてはいない!」
自「だからなんでキレてんだよ」