第37章 築き上げたもの
その電話は光世が暴走を始めたというものだった
政府役員も戦おうとしているが光世の体に乗り移られているせいか下手に攻撃すれば光世自身も殺してしまいかねないどうしようもできない状況。
自「くっそ!!」
政「やっちまった!
飛ぶ方がはええ!ケオちゃん捕まって!」
政府さんの腕を掴むと小脇に抱えられ一気に__
空へ飛んだ
自「ひっ......!」
政「ちょーっと高いけど我慢な」
自「無理高い!!高いって!!!!!」
政「当たり前だ!
空飛んでんだから!!!ほーら、そろそろ重力に従って落ちるぞ〜(笑)」
自「ぅ、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!!!!」
町の屋根を政府さんはぴょんぴょんと飛んで行き3分ほどで里親本丸の上空まで来てしまった
政「ついたぞ!そろそろ結界の中だ!」
スタッ
自「くそ人外政府...加減を知らんのか」
政「...ぉぃ...嘘だろ...」
自「あ?」
政「暴走からたった数分でこんなになんのかよ...(笑)」
目線をあげた先には平和な姿は微塵もない何処からともなく燃え上がった本丸だった。