第4章 好きにしていいよ
自「...ってぇ...」
大「...どこ行くんだ...」
自「風呂だ風呂」
大「俺も行く」
自「あぁ、連れてけこの野郎...」
片手で軽々と持ち上げられてさっさと風呂へ連れていかれる
自「あ〜...気持ち〜...」
大「頭くらい自分で洗え」
自「初めてをあげたんだ
それなりのものは返してもらわなきゃな」
頭を洗ってもらいスッキリして
眠くなってきたので倶利伽羅と部屋へ戻り眠りに落ちる
何故か普通に隣で寝ようとしている倶利伽羅に少し違和感を覚えたが特に何も言わずに居た
自「...っ...5時...やばい寝坊した!!」
大「ゴフッ!!!」
自「いってぇ!!!ごめん踏んだ!
倶利伽羅大丈夫!?!?
早く起きろ!!早く早く!!
着替えろ!!政府さんに会いに行って明日の予定言いに行かなきゃ!!」
大「5時じゃないか......
...無理だ...起きれない...」
自「低血圧めんどくさいな!?
じゃあ寝てていいよ私ひとりで行くから!」
大「クソッ...服...」
トボトボと自分の部屋に戻っていく倶利伽羅
私はいそいそと正装を着てマントを持って階段を降りて義足をつけて
台所のポットの電源を入れてカップにスープの元を入れて遅い倶利伽羅の部屋に向かう
自「遅い遅い遅い遅い!!
ほら早くTシャツきて!学ランどこ!?」
大「...あそこ...」
自「早く着て!
台所来てね!」
大「うん...」
丁度沸いたお湯をカップに注いでかき混ぜて少し飲む
大「ごはん...」
自「はい、先に私飲んだから飲めるでしょ
私ちょっと用意してきちゃうから!」
玄関に倶利伽羅の靴を放り投げて自分の髪の毛を縛ってマントを着る
明日行く予定の本丸の書類を持って倶利伽羅を呼びに行くとカップを洗い終わったようだった
自「ほらほら靴履いて!
...ほら行くよ!」
手を引いて本丸を出て人力車に乗る
大「急いで政府に向かってくれ」
「はいよ〜!」
やっと休める...
時間的にはもう既に間に合わないがしょうがない
政府さんに謝ろう