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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第29章 白 と 黒




大「...亀甲貞宗か...」

歌「随分と最近の子だね
亀甲貞宗は一部の審神者に嫌われてるらしいね」

五「...僕と同じですね...」

大「生きているものの中で人間は好き嫌いが1番激しいものだ
しょうがない事だ」


私の後ろで審神者を見ながら3人で話している
本当に元主以外の人間あまり好きじゃないね...

「っ!」


向かいの審神者の可愛いタレ目が少し細くなり眉間のシワが深くなる


自「うちの子がすいません。
お気になさらず
ただちょっと人間にトラウマがあるだけなので」

「...ふぅ...この子を大至急引き取ってほしいんですけど
大丈夫でしょうか?」

亀「っ」

自「確かに引き取れますが当人と本丸全員の了承を得て無ければ私は引き取れません」

「いいじゃない、それが仕事なんでしょ?
引き取ってよ」


めんどくさい事になりそうだな...


自「では今からでも大丈夫ですから本丸に戻り男士全員の引渡し許可を取ってきてください」

「...後からとるから早く引き取って!
気持ち悪いのよ!この刀!」

亀「っうわ!」


ドンッと亀甲が私の方へ突き出され私にぶつかってきてドミノ倒し状態になり倶利伽羅と歌仙に受け止められる

周りも騒ぎになんだなんだと野次馬が増える


自「...あっぶねぇだろうがよクソ女!!!
この子達が怪我でもしたらどうすんだ!」

「なによ、手入れすれば治るんだからいいじゃない!」

自「そういう事じゃねぇだろ!!
審神者降りろ...クズが...!」

「服を離して!伸びちゃうでしょ!」


胸ぐらを掴んでいると黒手袋の手が私の手をつかむ


亀「...ご主人様と今夜許可を取ってくるよ
ご主人様も僕からもみんなに説得するから今夜は一緒にいてもいいでしょ?」

「...っ...勝手にしなさい...」

亀「僕のご主人様が迷惑をかけたね(笑)
...また今度」
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