第25章 壊れた太刀と見て見ぬふりの短刀
お迎え当日
髭「はーやーくっ!はーやーくっ!」
自「うるせぇうるせぇこんな時だけ元気だよなお前、今義足付けてんだよちょっと待て」
大「眠い...」
岩「徹夜テンションだ許してやってくれ...」
自「寝てねぇの!?」
髭「うん!寝れなかった!あははっ!」
大「...じじいは睡眠時間短いとは聞くがまさか寝ないとはな」
髭「それもしかして僕に喧嘩売ってる?」
大「怒るな、鬼になるぞ(笑)」
髭「それじゃあ鬼になっちゃおうかな♡
こらー!(笑)」
大「鬼だ逃げろ」
倶利伽羅の喧嘩仲間が増えたな...
まぁ別にガチ喧嘩にならなければ存分に喧嘩してくれって感じなんだが...
自「お前ら遊んでっと置いてくぞ」
岩「ガハハハハ!」
髭「ありゃw本当の鬼に怒られちゃったw」
大「...鬼...」
自「おいこら倶利伽羅ちょっと待て」
大「ヤバイ。」
逃げようとする倶利伽羅の首根っこ掴む
こいつ最近素が出てきたな
こういうの見ると昔あの白い刀と一緒に居たんだなってしみじみ思う
何となくだけど根が優しいのはやっぱり燭台切のおかげなのかなんなのか...
いや、男士は全員根はクソ優しい子か...
自「あまり走り回って体力減らすな」
大「すまん
なんか楽しくなってしまった」
自「うん、見てたら分かる。
兄者もだぞ」
髭「大丈夫!今すごい無敵!」
自「レベル23がなんか言ってるぞ。」
岩「瞬殺だ安心しろ髭切!」
大「本丸最年長しっかりしろ」
髭「なんか君に言われると凄く違和感(笑)」
ふざけて少しだべって自分のスイッチを入れ替えるためにフードを被り完全にマントで体を隠す
髭「...なんかその布被ってるのあの子みたいだね!
あの...布の付喪神くんみたいな子」
大「山姥切国広だ」
髭「そうそう、まんばきりくんくにしろ」
岩「山姥切国広だな!」
大「そろそろ認知症始まってるんじゃないか」
髭「伽羅くんちょっとこっち来ようか」
大「嫌だね」
自「そろそろ仕事の時間というのを自覚してくれお前ら......!」