• テキストサイズ

里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第16章 迷子の猫



自「転んであんな所に痣ができるわけねぇだろ
お前は馬鹿なのか
本当の事を言え」

「こ、転んだって今言ったじゃない!
それが本当の事よ!」

自「転んで首に手形の跡がつくのか!?あ"ぁ"!?
人間の体ってのは転んだ時や危険を察知した時は反射的に手が出て肩から上を守るように出来てんだよ
それにあいつの跡はどれも服に隠れる場所
それをおかしく思わないのは頭おかしいんじゃねぇの?」

「...うるっさいわね!!
私が本当って言ったら本当なの!!
あんたがどうこう言える立場なの!?!?
私は政府の人間よ!?」


話にならねぇ...
なんだこいつ
...まさか


自「あぁそうかよ
そういう事か...
お前もしかしてあの本丸で何かやらかしてんのかw
だから五虎退を庇ってんのかw
嘘をつくんならもっと上手い嘘をつくんだな
畜生道からやり直せ、醜いぞ」


電話を切り机に電話を置く

しばらく無の状態になるがイラつきが消えない
ずっと五虎退が頭の片隅に居る
すると冷たい手で頬をつねられ少しだけ我に返る


数「少しだけ落ち着きましょう
怒りだけでは何も解決しません
気になるのは分かりますが行動すれば解決すると言うわけではありませんよ
待つのも大切な解決方法です」


数珠丸の目が開き綺麗な金色の目が微笑む


自「...そうだけどさ...
助けられるなら早く助けたい...」

数「時には待つ方が早い時があります
急かして急かしすぎて解決が遠のく時もあります
今回は待つ方が早いのではないのでしょうか?」

自「...」

数「五虎退さんを信じて待ちましょう?」

自「...はい」

数「ふふっ」
/ 305ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp