第16章 迷子の猫
五「これ...」
自「電話はあるよね......
それでその番号を押して......
逃げ道はいくらでも作ってあげられるから......」
周りに聞こえない位の音量で喋り五虎退にだけ見えるように顔を見せる
五「...里親本丸...さん...喋」
自「しーっ......」
五「っ」
歌「五虎退くん、里親本丸には五虎退くんと同じ子が居るからいつでも遊びにおいで
この政府さんに言ってその紙を見せれば案内してくれるよ」
五「でも僕に渡して...いいんですか...」
歌「いいんだ、これが、僕達の仕事
ほらポケットにしまって
君はスパイではないことは一目見れば分かるからね」
五虎退の頭を撫でると えへへ と笑い少し頬を赤くする
この五虎退は虐待されている
政府にはまだバレてない本丸か。
服の裾をめくり本丸番号を確認する
すぐご近所じゃないか...
いや...まぁ敷地内的には...ご近所だ。
それに結構最初の番号だから審神者業出来立ての頃にやって来たに違いない
どうしたもんか...
アンケートご協力ありがとうございました
物語を書いて行くことに決めました
かなり長くなるストーリーになりますがお付き合い下さい