第14章 ゲーム開始
とりあえずどうするかと思い考えていると腕のぶざーとか言われるものから主の声が聞こえてくる
「3分たったのでゲーム開始!」
勝っても負けてもあまり大差は無いんだと思うがやっぱりこういう勝負ものはわくわくする
三「ん〜...これからどうする?」
大「とりあえず木に登るみかちも登れ」
蝉が鳴く木を登って行き高い所から周りを索敵する
虫も少しづつ大丈夫になってきた
うにょうにょしたものはまだ見るのすら無理だがそれなりに慣れた...はずだ
三「...んー...良く分からん」
大「あんた俺より偵察は高いはずだぞ」
三「いや、今は伽羅より低いぞ?
だって俺レベル1だからな!」
大「そうか...」
少し呆れる
これは仙が相手だとあいつ短気だからみかちの相手は無理だろう
あの紫頭目立つんだが良く見えないな...
葉が視界を防いでいるので下に降りて屋根の上に素早く乗ると遅れてみかちも登ってくる
三「とりあえず試しに撃ってみるか
んー...そうだな...威力と射程距離があればだがあの棒に当ててみるか」
みかちがその棒を指して銃を構える
構えている姿は様になってるが実際はどうなのか分からない
三「うむ...」
パシュッと音と共に水が出て棒に直撃する
三「狙い通り、この武器は俺に合っているな(笑)
俺は屋根の上の方がいいかもしれない
レベルも低いからな
数珠丸も俺と同じレベルだからあいつも狙撃かもしれん
お前はカンストだこの本丸で一番最強だからな近距離は伽羅に任せよう」
大「それじゃあ俺は下に行く、上は任せるぞ」
三「あぁ、援護も任せてくれ」
屋根から下を確認して降りる
少し隠れながら移動すると物陰にフワフワと揺れる紫の髪の毛が少しだけ見えたような気がした