第4章 怒り
はぁ。
近藤「やっぱり高杉は」
『動きないです。しつこいですよ。』
土方「近藤さんが心配になるのも無理ねぇよ。なんたってあいつは…」
「ゴルァァァ!!!高杉晋助ぇ!今日こそ俺達の恨みはらさせてもらうぜ!」
と外を向くと高杉一派五人と向かいに30人ほどの雑魚ども。
全員吠えてラァ。
ん?待てよ…このまま喧嘩されたら…私の努力が水の泡!!
だったら参戦!!!
私は急いで席を立ち、ロッカーからスニーカーを取り出し、学ランを羽織った。
『委員長ー!副委員長ー!窓開けろー!!!!』
近藤「え!あ!うん!」
と言って、窓を開けた。
私はダッシュで窓に向かって走った。
沖田「ま、まさか…」
山崎「まさかの…」
『ドルルルりゃァァァァ!!!!』
沖土近山「飛んだァァァァァァ!!!」
なんと!私は窓から飛びましたっ!
ドォん
『とうちゃーく!高杉!!!なーにしようとしてんだゴルァ!!それやったら俺の苦労が台無しだろーが!』
「な、何だこのクソアマ!!!」
クソアマ?
『へぇ。あんたたち、うちのヤクザじゃん。校内戦争おっぱじめないでよー。つーかさ、相手見て喧嘩売ったほうがいいよ。今回は俺がやってやるよ。君、俺が誰だか知ってる?』
「し、しらねぇ!!」
『へぇ。じゃあ教えやる。漆黒の悪魔だよ』
と言うと、「やっちまぇ!!!」と言って鉄パイプなどを持って私に襲いかかってきた。
『全くー』
私はそう言い、相手のきん○まを蹴った。
そして三十人ほどの男どもを怪我をしながらも相手に怪我をさせずにその場を収めた。まぁ強烈デコピンとかそーゆーの。
私は学ランを脱ぎ、高杉の方を向いた
『喧嘩、参戦してませんよね?』
高杉「あぁ。」
『そう…ですか…』
私の視界がくらむ。
高杉「おい!!」
私の視界に写ったのはワインレッドと高杉の顔だった。
そこで意識を手放した。