第12章 告白
私は桜音を歌っていた。
その瞬間扉が空いた。
そこにいたのは
『高杉さん…』
『どうしたんですか?高杉さ…』
高杉「その名で呼ぶんじゃねぇ」
私はあのワインレッドとあの落ち着く匂いに包まれた。
私は今抱きしめられている
『た、高杉…』
高杉「好きだ。」
えっ?
高杉「お前が好きだ。初めてあったあん時から。お前が好きだった。」
それって…
高杉「一目惚れってやつだ。俺ァ女なんか好きにならねぇと思ってたがな。オメェに惚れちまった。」
『た、高杉く…』
高杉「俺と付き合え。俺はお前が好きだ。」
ソンなの…そんなノ…
『ヒック…ヒック…』
高杉「嫌だったか。すまねぇな…」
『違うの!!!』
私は大きな声で叫んだ。高杉くんも目を見開いていた。
『私さ、男の子が苦手で、それで、クラスの男子にも距離をおいてるんだ。それでね、高杉くんが一番仲良く出来たの。私もね、高杉くんのこと、好きだよ』
私は笑顔で伝えた。
そしたらまた抱きしめられた。
高杉「咲耶。俺と付き合ってくれ」
『喜んで。晋助くん。』
私達は周りに回って付き合う事ができました。