第12章 告白
〜また子side〜
放課後
私は今から晋助様のところへ行くッス。
咲耶と仲直りをしてもらうために。
ガチャっ
やっぱりいた。
来島「晋助様」
高杉「来島か。なんだ」
来島「咲耶のところに行ってくださいっす」
高杉「なんでだ。俺が行く必要は…」
来島「あるっすよ!!!」
私は声を荒げた。
来島「大体!咲耶が土方にキスされたからって付き合ったとは限らないじゃないっすか!!!じゃあ逆に聞くっす!あの時の咲耶は笑ってたっすか!?あの時の咲耶は震えてなかったっすか!?言ったすよね!?咲耶は男が苦手で晋助様が初めて心を許した男なんっす!!咲耶が好きなら、正面からぶつかっていくっす!!!」
私は半分泣きながら言った。
来島「ここからは上下関係ないっす…」
私は精一杯息を吸った
来島「高杉晋助!!!!アンタは私がが尊敬した人っす!!!自身を持つっす!!晋助様は本当にこれでいいんっすか!?晋助様はそれで納得してるっすか!?満足してるっすか!?晋助様…自分に正直になってくださいっす。」
私はそう言うとあいつらの元へ行こうと扉に手をかけた
高杉「どこへ行く」
来島「私にはまだやらなきゃいけないことがあるっす。」
私は走り出した。