第7章 君が好き
大倉side
すごく幸せな朝を迎えたその日の夕方
俺とかめちゃんの前には今
なぜかすごく怖い顔をした安がいて…(汗)
「あの…安に改めて報告があって…
今日はお誘いしたんやけどね…?
ていうか…何?
何でそんな顔怖いねん(汗)!」
そうかめちゃんの背中に
小さくなって隠れながら聞いた俺に
安「そんなん決まってるやんか!
俺がかめちゃんの保護者やからやん?
言わばお父さんや!!
で…改めて報告って…何?」
そんな本物のお父さん並の威厳を放ち
真っ直ぐに俺を見つめてくる…
やから俺も覚悟を決めて…
「お父さん!!
俺にかめちゃんを下さい!
絶対に幸せにするし…
大切にして…もう二度と泣かさないと
誓います!」
そう言って勢いよく頭を下げる
そんな俺たちの様子に
かめちゃん「何してるの?」
なんて驚くかめちゃんをよそに
安「嫌やけど…ええよ(笑)
大倉なら信じられるから…
でもそのかわり
かめちゃんを泣かしたりしたら
分かってるよね…?大倉(笑)」
そう言って笑った安の顔は
今までに見たことがないほど
恐ろしかった(笑)