第7章 君が好き
大倉さんの胸に耳をつけて
目をつぶり心臓の音を聴いていると
大倉「あの…いい加減この体制は
俺の理性さんが危ういんやけど…(笑)?」
そんな大倉さんの声が突然聞こえてきて
"すいません"そう言って
慌てて起き上がろうとした私は
逆に腕を引き寄せられ
ベッドに押し倒されてしまって…(汗)
大倉「やからってそんな急いで逃げられたら
それはそれで傷付くやんか(笑)」
そんな言葉と一緒に
大倉さんはおでことおでこが触れる距離まで
顔を近づけて…
「いや…逃げた訳じゃなくて…その…」
あまりのはずかしさに顔を背けた瞬間
私の首に唇が触れる…
突然与えられた刺激に
"んっ…"なんて息を吐き出した私に
大倉「ほら…その声は間違いない(笑)
俺を誘ってるやろ(笑)?」
そう言って嬉しそうに笑うと
おでこや鼻やほっぺたに
たくさんのキスの雨を降らせて
「大好きやで…かめちゃん(笑)」
そんな悩殺級の言葉と一緒に
大倉さんは私の唇にもキスを落とした…