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片思いから始まる恋

第4章 気付かされる想い…


かなめside

ずっとずっと章ちゃんだけが

好きだった…


章ちゃん以上に誰かを

好きになることはこの先もずっと無い

そう思っていた…



それなのに


"大倉さんが好き…"

そう認めて口にした瞬間から


"好き"の感情が

止めどなく溢れ出してくる…


そんな私の言葉に



大倉「俺が好き…?

冗談でも嘘でも

エイプリルフールでもなく

ほんまに俺が好き…?」



そう驚いたように

呆然と私を見つめる大倉さんに



「大好きです…」


もう一度…

今度は迷いの無い

自分の気持ちを

まっすぐに伝えると



次の瞬間…

大倉さんの顔が目の前に近付いて

柔らかい唇が私の唇に

優しく重なる…



突然訪れた初めてのキスに

頭の中はパニックで

ぼんやりと宙を見つめる私のおでこに

大倉さんのおでこがくっついて


私の頬を

大倉さんの大きな手が包みこんで



大倉「俺も…かめちゃんが好き…

俺のかめちゃんや…俺だけの……」



そんな言葉と一緒に大倉さんは

もう一度優しく

唇を重ねた…。

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