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片思いから始まる恋

第4章 気付かされる想い…


安「で…俺の誘いを断り続けた一ヶ月の間に

いったいかめちゃんに何があったん?

もしかして…彼氏でも出来たとか……?」



慌てまくりな章ちゃんを必死になだめて

店に入りごはんを食べはじめたものの

なんだか章ちゃんは不機嫌で

そう言って私の顔を

可愛い顔で睨んでくる…(笑)



「違うよ(笑)

彼氏なんて出来てません!

ある人がね…?


好きな人に女としてみてもらいたいなら

ただ見てるだけじゃだめだって…


たとえその恋が報われなくても

努力は無駄にはならないからって

言ってくれて…


その人が私の背中を押してくれたから

私は見てるだけで満足してた自分から

前に進む勇気をもらったんだ…


ねぇ…章ちゃん…?

章ちゃんの目には今の私は

女の子として映ってるのかな…?」



そうまっすぐに章ちゃんの目を見つめて

言った私に章ちゃんは

すごく驚いた顔をする…



安「それってどういう……?

かめちゃんは俺のことが好き…なん?」



そう言って私の目を探るように

見つめ返した章ちゃんは…



「ずっと…好きだったよ………?

初めて会った時から

章ちゃんが大好きだった……(笑)」




そんな私の言葉



安「ごめんな…かめちゃん………?」



そう言って悲しそうに

頭を下げた…………
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