第4章 寒い一日
瑠璃の部屋のベッドに瑠璃を寝かせてから、俺は瑠璃に問うた。
「瑠璃、体の具合はどうだ?」
「うん……大分良くなったとは思うよ……それにしても、珍しいね……ういはるが私のこと心配してくれるなんて……」
「……黒月さんの仕事を減らすためだ」
「ふぅん……嘘っぽいなぁ……」
「なら勝手にそう思ってろ。もう時間だし寝てろ」
「昼間からずっと寝てたから眠くない……あ、頭撫でてくれたら寝れるかも」
「なんだよそれ……まぁ、それで寝てくれるならいいけどさ」
俺は瑠璃の頭を暫くの間撫でてから、毛布をかけてやった。
「ん……おやすみ……ういはる……」
「おやすみ」
「どう?もう寝た?」
瑠璃を寝かせた俺は、リビングにいる黒月さんに報告しに行った。
「ええ……いつもあいつの世話をしてる秀馬さんって凄いですね……」
「ほんとにな……秀馬が居なくなったらあいつの世話誰がするんだか……。さて、俺もそろそろ寝るとするよ。明日からまた仕事だし。ういはるも受験勉強してて遅く寝ないようにな」
「……わかりました」
黒月さんが部屋に戻ったのを確認してから、俺も部屋に戻って行った。