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色彩豊かなシェアハウスで

第4章 寒い一日


「ほら、毛布もう一枚持ってきたよ。あと、ポットももってきたからお湯飲みたくなったら言ってね。それから、冷えピタと濡れタオルもあるからどっちか使いたい方選んで」

「クロにぃ……過保護過ぎない……?」

「いや、しかしだなぁ……」

「こんなの寝れば治るからさ、クロにぃはもっと楽していいんだよ……でも、ありがと……毛布と冷えピタは貰おっかな……」

「はいよ」

頼まれた物を取りに行こうと部屋を出ると目の前には涼がいた。

「瑠璃の体調どうです?」

「また熱があがってな……今日に治るかどうか……にしても珍しいな。お前が心配するなんて」

「いや、黒月さんに任せっきりなのもだめですし」

「なら、道具運ぶの手伝ってもらえないか?」

「分かりました。じゃあ行きましょうか」







「さーて秀馬、反省会しよっか?」

午後七時、仕事終わりの将太を迎えに行った私たちは近所の和食店で夕食を取ろうとしていた。
個室が取れるということで、私達は個室でついでに秀馬の反省会を行うことにした。

「まず、和也が疑問に思ってた事で、なんで瑠璃にお兄ちゃんって呼ばせてたか知りたいのよね?」

「あぁ。あれはどういう事だ?」

「……瑠璃が勝手に呼び始めた……」

「あとなんでちゃん付けやめた?」

「それはねー、みんながいない夜あったでしょ?その時にヤったんだってー」

秀馬以外の男性陣が叫んだ。個室だから良かったけど、流石に迷惑すぎる……。

「いや……瑠璃がやりたいっていったからさ……仕方なくだよ……」

「何が仕方なくだよ」

「まじなんだって……瑠璃が好きって言ってくるからさぁ……」

「うわぁ……ないわぁ……」

皆からいろいろ言われ落ち込んでいる秀馬が可哀想に思えてきた……。

「ま、もう秀馬を問い詰めるのは止めるとして、早く注文しましょ」

「た、たすかった……」

「あ、私は後で詳しく聴くから。……そういえば、黒月大丈夫かしら……」






「これ……どうしろと……」

俺は人生最大のピンチを迎えていた……。

「クロにぃはやく……寒いんだよ……」

目の前には服を脱いで背中を向けている瑠璃がいた。

「身体拭くだけなんだから……すぐ終わるよ……」
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