第19章 絶妙な関係
「どうした?」
『ねぇ、私のドレスってどんなの?』
そして今夜も。
入浴後、ハンジと別れた私は自分の部屋ではなくエルヴィンの部屋に向かった。
彼は少し驚いていたけど、拒む事なく中へ招いてくれた。
私をカウチに座らせて、暖かいお茶をいれてくれる。
「そんな事を聞きに来たのか?」
『それもあるんだけど…。』
自分の分も用意して来たエルヴィンは、わたしの言葉にクスッと笑うと向かい側ではなく、隣に腰を下ろした。
そして自然に私を甘やかす。
「なら、今夜はここにいてくれ。」
『うん。』
どちらからともなく唇を寄せる。
それは最高に甘く優しい、悲しいキスだった。