• テキストサイズ

【HQ!!】飛雄は私の弟で、、、

第9章 烏野のエース



ピッ


笛の音が体育館に響く

嶋田「おお!いいサーブッ!」

西谷「流石まお!ナイスサーブだっ」


よっしゃああア!サービスエースッ!

影山「(くそウザイ...)」


遠くからでも飛雄の機嫌が悪いのが分かる
ざまあみろ!


大地「はいッ!落ち着いて!取れないサーブじゃあ無い」

すると、あっちのコートから大地さんの声
まあ、そうなんだけどさ...そんなハッキリ言われると悲しくなる...

スガ「まお!もう一本ナイサーッ!!」

それに負けじとスガさんが応援してくれる
めっちゃくちゃ嬉しいです!!

そして、私はサーブを打つために後ろに行く




ボールを高く上に投げる、そして、スパイクのように打つ



ドパアン




私の放ったボールは縁下の隣に落ちる筈だった
でも、



縁下「!!」


ドパッ


縁下のギリギリ根気レシーブで拾われる

「!?」

驚いたが、こっちのチャンスボールだ

「スガさん!」

スガ「おお!」

そして、すぐにカバーに入る

スガ「(ここは誰に上げる?まおはまだ準備出来てないし...)」

この間僅か0.5秒



スガ「滝ノ上さんッ!」

滝ノ上「よし来た!」


ドカッ


そして、滝ノ上さんのスパイクが決まった




訳ではなかった


大地「!」

ドパアアン


そのスパイクは大地さんによって拾われる

大地「カバー!!」

影山「はい」

そして、迷いのない一歩

影山「田中さんッ」

飛雄は迷わず田中に上げる

田中「オラオラオラ!!」

私はブロックに参加できないのであらかじめ予想していたところでレシーブ体制をとる

ドガッ

そして、田中のスパイクは私のところにとんでくる

そして、私はしっかりとスガさんのところにレシーブする

旭「スガッ!寄越せ!」

エースがトスを呼ぶ

スガ「旭!」

ガッ、ガンッ!!

体育館の床にボールが叩きつけられた
長く続いたラリーは私たちの得点として終わりを迎えた...
/ 203ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp