第9章 烏野のエース
影山「だから、ここに...」
そう言って、私の方を指差す飛雄
この時、私は2つの可能性を思い付く
1つ目は、私であると言う可能性。
2つ目は、私の後ろにまだ、だれか人が居るっていう可能性。
そんなん分かってる...
2つ目の考えの確率が0%であるということを...
「マジで言ってんの?お前」
私が半ギレ気味で言っても、全く動じないよ...
影山「...だって、人居ねーんだろ?じゃあ入れよ」
「いや、だって!」
私が反論しようとしたときだった
大地「そうだよ...まお、入ってくれないか?今回だけだから...!お願いだ!」
ああ...大地さんに頼まれたら絶対断れないだろコレ
反則だぁー!!
「...わ、分かりました...」
断れないだろ=やりゃーいいんでしょ?!
いいじゃないの...!飛雄よ!!姉の威厳見せてやるっ!ゼッテー負けねえかんな?おい。
「やるからには、このクソ生意気な弟君をボッコボコにしてやる...!」
そして、飛雄を指差した
なんか、及川さんみたいになったが、気にしないでおこう
影山「ああ...良いゼ?ゼッテー負けねえから」
私と飛雄の間に火花が散る
ガチでやってヤローじゃねーの...
そして、姉弟の負けられない戦いが始まる...
烏養「....いや、お前らだけの試合じゃねえから」
影山、自分「「うっす.../ウィッス...」」