第18章 5月5日 合宿4日目
武田「じゃあ、配りますっ」
そう言って武ちゃんはメンバー表を見た
____________
みんなに配り終えた後、のやさんはもう着て仁王立ちをしている。速い...いつ着たんだよ((
日向「おおおっ!!ノヤさんだけオレンジだ!!目立つ!!!」
西谷「そりゃお前、俺は主役だからな!」
日向「主役!うおおお!」
おい、のやさん...日向に変な知識入れんなよ...
そう思いながら見ていると、飛雄が説明を入れた
影山「リベロは試合中何回もコートを出入りするから、わかりやすいように一人だけ違うんだよ。バカ」
日向「しっ、知ってるし!全然、知ってるし!」
あれは知らないな...
きっと飛雄の方が番号少ないとか言うな(笑)
すると、日向が飛雄のユニフォームをジッと見る
日向「かっ影山が....一桁っ......」
その言葉に思わず突っ込む
田中、月島、まお
「「「言うと思った!!」」」
そして、私たちは三人は笑う
影山「1年でユニフォーム貰えるだけ有り難いと思え!」
日向「わ、わかってるっ」
日向は力なく答える
てか...その反応、もしかして
「あれ、番号までは覚えてないか」
田中「TVで一度見ただけだもんな」
日向「えっ??」
私は微笑みながら日向に言った
「"小さな巨人"が全国出た時の番号...10だったよ?」
日向「!!!」
それを聞いて日向は自分の持ってるユニフォームの番号を見て、嬉しそうに驚いた
日向「こっコーチの粋な計らいですかっ!?」
日向は"ぱっ"と顔を向けてコーチに問いかける
烏養「いや、たまたまだ」
日向「じゃあ、運命だっ!!」
影山「たまたまだろ」
日向「妬むなよ影山クン」
影山「なんで俺が妬むんだよ!」
賑やかだな~...それにしても、烏野に日向が居てくれて良かった。バレーしてる時とご飯食べてる時以外あんまり喋らない飛雄が喋っとる。お口動いとる
__なんか感動だな