第17章 疲れた天災
縁下side
縁下「.....寝ちゃった.....」
俺は静かに寝息をたてるまおを見て呟いた
西谷「?どうしたんだ?力」
縁下「...何でもないよ...お休み」
西谷「おう、おやすみ!」
煩い西谷を寝かし付け、俺はさっきまでまおが寝てた布団に横になる
布団を変えると思ってたけど、そのまま寝てしまったんだから仕方ない...
さっきもビックリしたな...
背中をつつかれたと思ったら、真後ろからまおの声がしたんだぞ?
まおの息が首元にかかるし...
はぁ...心臓がもつ気がしない...
そんなことを考えていると、ふわっとまおの香りが舞う
そりゃあ、さっきまで寝てたんだし当たり前か...
まおの匂い結構好きなんだよな...
___何か俺...変態みたいじゃんか...
縁下「__はぁ....」
俺はなんとも言えずに、ため息をこぼした
そして、目をつむると意識が段々薄れていった