第16章 5月4日 合宿3日目
____ピピピピピ__ピピピピピ....
「んあ....」
朝6時頃、昨日のランニングはもう諦めた私はムクッと起き上がる
「ふぁああ....」
縁下「あ、おはよ。まお」
「ん....おはよ.....」
隣には、起きて布団を畳んでいる縁下がいた
私は挨拶をして、布団から出た
成田「お、おはよ。まお今日は遅いんだな(笑)」
「ランニングは諦めたよ...」
木下「三日坊主すら無いのか(笑)」
そんなことを話しながらみんなで布団を畳む
ふと、田中の方を見ると、日向に背中を蹴られて"うーん、うーん"と唸っている
「ぶっふぉ」
私は思わず吹き出した
すると、縁下が"あぁ..."と言って笑った
そして、
縁下「ほら...田中、西谷。そろそろ起きろ...」
そういって縁下は2人の体をゆすった
田中「うーん....はっ!」
西谷「.....んあ?」
縁下「もう朝だぞ。起きろ」
そう言われて、2人も起き出した
私も他の人を起こそうと思ったら、飛雄やツッキーは起きていたので、まだ起きていないスガさんを起こすことにした
「すーがーさーん!起きてくださーい!」
スガさんの布団の近くまで行って、スガさんの体を揺さぶりながら呼びかける
寝顔をよくみて見ると、スガさんは肌が白くてスベスベだ...私なんかより肌きれいだぞ....
そう思って、スガさんの顔をガン見していると、
スガ「____...えっと...あの....起きていい?」
いきなりスガさんの口が動く
「はっ!すすす、すみませんでした!」
私は急いで体をそらせる
スガ「いや、良いけどさ...いきなりビックリしたべ...」
「い、いや、スガさんの肌綺麗だなと思って.....」
スガ「そーか?」
そんなハプニングがありながらも、平和な朝を過ごした