第15章 夜は静かに過ぎて行く
寝る準備と言うか、コンセントにスマホの充電コードを繋げ、スマホを充電させる
「よっし....」
私がそう言うと、縁下が話しかけてくる
縁下「あ、まお、俺のも充電していい?」
「ん、いーよ」
もうひとつのコンセントに縁下のスマホの充電コードとスマホを繋げる
「はい、オーケー?」
縁下「うん。ありがと」
そして、私たちはそれぞれ布団の中に入った
右が飛雄で、左が縁下だ
大地さんはみんなが横になったことを確認したあと"電気消すぞー"と言ってパチッと電気のスイッチを押した
今日は、日向を探しにいったり色々あって疲れたのだろう
昨日みたいにならず、すぐに眠りにつくことが出来た
意識が遠のいていく
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「____んん.......ん....__んあッ...?」
夜遅く、私は目が覚めた
「ん......」
ボーっとする意識の中で、トイレに行くため、むくっと起き上がる
「ん....っしょ.........」
ふらふらしながら、大広間を出ると真っ暗な廊下
「ふぁあ....ん......」
あくびをしたので、少し目を擦って眠気を冷ましたあと、トイレへと向かった
____ジャーーー......
「ふぁあ.....ねっむ」
用事を済ませ、戻ろうと思った時、奥の方から"ピッ....ガタンッ...."という音が聞こえた
「!?」
思わずビックリする
この先には確か、自動販売機が2~3台並んでいた筈だ
誰かが飲み物を買ったのだろう
私は、恐る恐るそこまで歩く
そして、そこに居たのは....