第11章 休みの日はお出掛けを...
「この先は行かせませんよ?及川さん...」
及川「かーわい!でも、行かなくてもいいもーん!」
コートの真ん中当たり、私は及川さんについていた
ここからだと、3ポイントシュートか、飛雄にパスするかの2択しかない
さぁ、どうする.....
そう思ってた矢先、及川さんは綺麗なモーションで3ポイントシュートを決めようとする
「!? 入るなああ!」
私の叫びも虚しく、"ザシュッ"とボールは気持ちいい音をたててシュートが決まった
ああああああ!
実を言うと、及川さん、飛雄チームは3ポイントシュートの決定率がめっちゃ高い
てか、これで何本目だ...?
「あ~...やっぱ、セッターってシュート上手いの....?」
しかも、この4人のなかで一、ニ番に身長高い2人だ
今更、この2人をチームにしたことを後悔した
だが、
及川「ちょっ!とびお!パスして!こっちフリーだから!」
影山「及川さんゴール下からのシュート下手じゃないですか!」
及川「へっ!?そんなことないよっ!」
.....
そんな言い合いをしている隙に、飛雄の手からボールを取って岩泉先輩にパスする
影山「あっ!くっそ姉貴!?」
「だって、言い合いしてるのが悪いじゃん!?」
そんな中、また岩泉先輩がシュートを決めたのだった
そんなこんなで大体1時間位が過ぎていったい