第11章 休みの日はお出掛けを...
影山「クッソ.....」
及川「ヘヘッーン!とびおが僕に勝てるわけないじゃーん!」
及川さんはウザさMAXで言う
飛雄は益々悔しがっている
結局、11点先取で11対9と惜しい結果だったのだ
及川さんVS飛雄の戦いが一段落したところで、飛雄と岩泉先輩が交代する
なので、及川さんVS岩泉先輩ということだ
さっき、交代間際に岩泉先輩が飛雄に向かってこう呟いたのを聞いてしまった...
「及川の仇取ってやる」
岩泉先輩イケメンかっ!?
いや、イケメンだったわ...
絶対岩泉先輩応援するでしょ
そう心で思ったが、口には出さず心に閉まっておいた
岩泉「おい、クソ川、容赦しねーから。顔面...気おつけろよ?」
そして、袖をまくる岩泉先輩
やべえ、筋肉やべえ!
及川「いくら岩ちゃんでも僕が勝つよっ?」
そう言って"ハハッ"とわざとらしく笑う
それが岩泉先輩のなにかにさわったらしく、"いい度胸してんな?"とキレていた
....岩泉先輩ファイトっす!!
始まる直前、私は岩泉先輩に"頑張ってください!"と声をかけた
岩泉「おう!」
及川「岩ちゃんには応援して!ずるいっ!」
.........はい
「...及川さんもファイトでーす」
及川「ざ、雑っ!?」
そして、隣で休んでる飛雄にさっき買っておいたタオルを渡す
「あい」
影山「おー。サンキュ」
そして、首元の汗を拭く
「惜しかったねー」
私がねぎらいの言葉を掛けると"ウッセー"と言って水を飲む飛雄
悔しいんだな
「まっ、バレーで勝てれば良いじゃん」
影山「ったりめーだ」
そして、ヤル気を益々出す飛雄であった