第11章 休みの日はお出掛けを...
「何しますか?」
スポーツセンターの受付のところで何のスポーツをするのかと聞かれたので、私がもう一度聞く
及川「バレーは欠かせないよね!」
影山「コクコクッ!」
セッター2人の意見に私達も賛成する
「それじゃあ、バレーボールできますか?」
私が店員さんに聞くと店員さんは申し訳無さそうに答えた
「申し訳ございません...只今バレーボールは4時間待ちとなっておりまして....。5時頃からなら大丈夫なんですが....」
及川、自分「「4時間待ち!?」」
まさかの待ち時間に私と及川さんが何故かハモってしまった
「どうしますか...?」
私が皆に問いかけると、飛雄が...
影山「絶対バレーしたい」
及川「だよね~...でも、4時間...」
"うーん"と唸っている及川さん
岩泉「お前ら、門限とかあるのか?」
岩泉先輩のいきなりの質問でびっくりしたが私達は答える
「いや~...」
影山「特には...」
「でも、帰る時間を言っとかないとキレるよね」
影山「あぁ..だな。母さんがキレるな」
すると、"とびおちゃん家のお母さん綺麗だよね!"と及川さんが言う
すると、飛雄は"ソッすかね?"と首をかしげている
....私はノーコメントでいよう。
岩泉「...じゃあ、5時まで何か他のスポーツして待っとくか」
岩泉先輩の素晴らしい提案に私と飛雄は賛成した
「そーですね!そうしましょう!」
影山「ウスッ。」
及川「ぼ、僕だってそう思ってたもんっ!」
そう言ってプンプンッ!と付ける及川さん
に、"嘘つけ"という視線を送る岩泉先輩
「それじゃあ......うーん......卓球と...バスケ2時間ずつで良いですか?」
聞くと3人の"さんせー"と言う声が聞こえる
すると店員さんがこう言った
「それでは...時間の関係上卓球が先に2時間になってしまうのですが、よろしいですか?」
「はい、大丈夫です」
私は返事をする
「かしこまりました。それでは...卓球2時間、バスケットボール2時間、バレーボールも2時間でよろしいですか?」
及川「はい。大丈夫です」
何故か私の後ろから及川さんが返事をする
終わるのが7時か~...
お母さんに帰るの8時頃になるって言っとこ...