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(R18) ドリップ・ポルノ (HQ)

第2章  二度目のハートはささやかな約束と永遠の(黒尾鉄朗)



 熱い──

 重なる肌が、驚くほどに。




「……鉄朗のも、っん、熱い、よ」



 蜜口から最奥までを一気に貫ぬくグラインド。襞内を割っては抜けでていく出入を受けとめるようにして、私は彼を掻き抱いた。



 広くて大きな背中に、腕を回す。

 鉄朗の身体はいつ触れても悔しいくらいに引き締まっていて、そのウエストラインは私なんかよりも断然色っぽい。

 男らしく逞しい躯体のなかに、ほんのひと匙、嫋やかな魅力を兼ね備えているのだ。





「……っ今日、長く、保たねえかも」





 そんな艶めかしい彼が、私のナカで快感に善がっている。

 本人は気づいてないかもしれないけれど、要するに、腰を振ってるときの鉄朗はすごい。すごいいやらしい。

 目のやり場に困るくらい、色香に溢れているのだ。



「あっ、ん、鉄朗っ……!」

 彼の色気にあてられて昇っていく花芯。今にも爆ぜてしまいそうなんだけど、このまま果ててしまうのはなんだか勿体なくて。



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