• テキストサイズ

【HQ】大好きな人

第3章 はじめの一歩


帰り道…

飛雄くんは中学生の頃、家が近いからといって
家まで送っていってくれた。
それは、高校生になっても変わらず…



『ねえ、部活初日で出禁とかほんと何してるの?笑』

影「笑ってんじゃねぇよ、ボケェ!
結局入部届けも出せてねぇんだから笑えねぇよクソ」

『ごめん、ごめん(笑)』

影「謝る気ねぇだろ…」

『…飛雄くん、ちゃんと勝ってね』

影「! 当たりめぇだろ!!俺は負けねぇ」




飛雄くんは負けず嫌いのバレー馬鹿。
とても真っ直ぐで、ちょっとかっこいいかもなんて思ったりもする。


ただ……
バレー馬鹿過ぎて心配になることもある…

今度は…今度こそ
私が飛雄くんを支えてあげなきゃ。





それが、私が飛雄くんと同じ高校を選んだ理由だから。
/ 11ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp