第16章 VS…アラシ!?
二「そうね~…。まま、この人はさ。激しいよね」
急に振られて『え?』って顔のリーダー。みんなも合わせて悪ノリ開始。
櫻「あ、あ~、そうだね。智くんは…」
松「リーダーさ。なんでいつもあんなスゴイの?本番しゃべらないのに」
大「え、ええ?……ふふっ(ニヤリ)」
相「あはははっ!」
一瞬きょどって、でもすぐノッてくるリーダーの顔芸に笑ってしまう。自然と。心の底から。
二「だから。顔じゃなく、もうちょい言葉、発してくださいよ。これラジオだったら何も伝わりませんよ?」
リーダーの肩に腕乗っけて身を乗り出しながら、面白おかしく話を膨らませるニノ。こっちは見ないけど、なんか、伝わってくる。
相「…」
ホントありがとう、ニノ。いつもフォローばっかさせてごめんね。いじってくれてほんっとありがとう。
…て。俺、マジでマゾみたいじゃねーかっ!(笑)
櫻「さてと…。じゃ、そろそろ相手呼んじゃう?」
時間気にしながら仕切り始める翔ちゃん。
松「あ、待って。ねえ、そっちの方見える?お子さん、前の方がよくない?」
カメラ回ってない間も、ギャラリーに目を配ってる、ファン想いなマツジュン。
大「…ふぁ…」
カメラ回ってんのに、フツーに大あくびしちゃってるリーダー(笑)。
みんな
嵐のみんなが
おれ、ホント大好き
ホントにホントに
嵐が大好きだよぉぉぉぉ~~~~!!
四「!?」
…ん?なんだ。翔ちゃんのデッカイ目が俺を真っ直ぐ見てる。あ、ニノも。え、リーダーも…?
櫻「…ナニ、突然…」
相「…え?」
あ。もしかして俺、今…
声に出しちゃってた…っ!?